機械と同様、人間も定期的なメンテナンスが必要です。機械であれば、機能に異常がないかどうかを点検し、問題があればそこをメンテナンスしていきます。ねじを締め直したり、パーツを交換したりといった作業がそれにあたります。人間の場合は、点検のために人間ドックなどの健康診断を受けます。
健康診断というと学校や会社、または市区町村が年に一度行っている健診があります。これらは国で義務つけられている法定健診です。健康診断の中に含まれているのが人間ドックで、こちらは基本的に個人的に検査施設に行き、受けることになります。今までは全額自己負担が当たり前でしたが、予防医学の必要性から、加入している保険の種類によっては人間ドックの費用を一部負担してもらえるケースも増えています。
うまくいけば、全額費用を負担してもらえるケースもあるようです。それもごく一部の珍しいケースではなく、かなりの割合で費用を負担してもらえるようです。人間ドックは一度受ければ良いという性質のものではなく、定期的に受けることが大切です。年齢と共に罹りやすくなる病気は変化してきますから、自分が今最もリスクの高い疾患は何なのかを確認し、それをじっくり調べてもらうという方法も効果的です。
機械の場合はパーツ交換で済みますが、人間は病気になってしまえばパーツを交換することは出来ません。だからこそ、機械よりもさらに定期的なメンテナンスが必要になってくるのです。